Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

アンテロープ・キャニオン三昧!

流れる水や吹き渡る風が形になったら、きっとこんな感じなんでしょうね、 っていうのがアンテロープ・キャニオン。
画像
壮大なグランド・キャニオンの近くには、こんな神秘的なキャニオンが。 こういう地形、スロット・キャニオンといって、周囲の砂岩が、 鉄砲水や風などに浸食されてできたものだそう。 地球は生命体で、アーティストなんだと何かで読んだことがあるが、 ここへ来ると、それもうなずける気がする。 また、ここはネイティブ・アメリカンナバホ族の居留区であり、 ナバホのガイドさんと一緒でなければ入れない。
画像画像
す" />
アンテロープ・キャニオンには何度も行っているけど、 ベストシーズンといわれる夏の間(4~10月)に行くのは初めて! しかも今回は、アッパー・アンテロープ・キャニオンとロウアー・アンテロープ・キャニオンの 両方に行くことができて、とってもラッキー! 前出の写真はすべてロウアーですが、ここの入り口はこの岩の裂け目! 「えー!ここからはいるの? ウッソー!」 って感じで、入る前からワクワク。
画像
前回行ったときは、まだ訪れる人も少なくこの中で鬼ごっこ(?)できるくらいだったけど、 今回は人がいっぱい! 観光地化されすぎたらイヤだなあと、ちょっと心配。
画像
画像
ロウアーは地下に降りて行く感じのキャニオン。 2、3回はこんな階段を下りて行く。
画像
ロウアーは、人ひとりやっと通れるくらい狭いところもあり、 地球の奥深くに潜って行くような、胎内回帰の感覚が。 そして、アッパーへは、ジープに乗って。
画像
んもう内蔵全部飛び出しそうなオフロードを走ること15分。 時折砂を巻き上げた風に襲われ、目や鼻がジャリジャリに・・・(泣) これがアッパーの入り口。
画像
こっちは縦穴です。中はだいたい同じですが、アッパーは段差がないので歩くのはラク。
画像
アッパーは今の時期(4~10月)、太陽が真上に上がったときにキャニオンの中に幾筋もの光のビームが入ってきて、幻想的な光景が。 光は岩のなかの成分である、クォーツ・クリスタルに反射し、岩肌の模様を様々な色に染め上げる。 本当に、正午前後の短い時間なんだけど、この瞬間が見たくて来たのだーーーー。 ちなみに、冬の時期には、キャニオンの底までは光は届かない。
画像
画像
私もそのビームの中へ!
画像
画像
画像
うーん、世界で一番好きなアンテロープ・キャニオンで光のビームを浴びて、 ご利益が(?)あったかもーーー?