Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

マカオ・香港マネー事情

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          (マカオのカジノホテル、グランド・リズボアのロビーで)

マカオは賭博の街だけど、カジノに行かなくとも、

両替からして、ギャンブル気分を楽しめ(?)る。

香港とマカオで1万円ずつちびちび、

あちこちで両替をしてみたところ、下記の結果と相成った。

(データは11月19~21日の時点)

HSBC(香港・九龍)・・・812HK$

中国銀行(マカオ)・・・802HK$

マカオの街の外貨両替所・・・769~763HK$

香港国際空港・・・747HK$

場所によって、あるいはそのときの運(?)で、1万円につき千円近く違うって、どうよ?

アジアの、あるいは世界の金融の中心のような香港あたりで、

マネーマジックに翻弄されている私。

こりゃあ、代々からのどんぶり勘定を改めねばならんよ。

そこで、いつかウッハウッハ(!)銭コが入ってきたときにそなえて(あてはない)

マカオから香港まで行って、銀行で個人口座を開いてきた。

手続きは、思ったより簡単。後進のために記述すると、

まず、個人資料の作成。(説明は英語と中国語で書いてある)

書くことは、

・カンパニーネーム、アドレス(モノカキの私の場合は自分の住所と名前)

・電話番号(家、オフィス、ケータイ)

1・ポジション

2・業務性質

3・月収

4・入職時期

(1~4のあたりの審査はなさげ)

・メールアドレス

・文書送付先住所

そして要るモノは、パスポートと免許証(または公共料金の領収書とか、住所を証明するもの)

最初に預金するお金(私は500HK$いれた)

印鑑とかいらないところがいい。

さあ、これで準備は万端{%力仕事webry%}

備えあれば嬉しいな(憂いなし)ってことで、

どこからでも大金、入って来~~~い{%クラッカーwebry%}

ちなみに窓口のおねーさんはとてもフレンドリーで、

近場の、安くて美味しい飲茶レストランを教えてくれたり、

これからタクシーで行く場所の、英語表記を中国語に直してくれたり。

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             (ビクトリア・ピーク。100万ドル(HK$)の夕焼け)

しかし、約20年ぶりの香港は、私にはまったく新しい街だった。

バブリーな時代、ブイブイ(!)買物をしたぺニンシュラのアーケードは、

当時のままだったけど、どこか時代遅れな雰囲気。

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あのときここで、狂喜乱舞して買ったブランド物たちは、

ここのアーケードと同じく、色あせてしまったが、

シャネルのおねーさんに、娘(当時8ヶ月)を子守させて買物した思い出は、

きっとここに来るたびに蘇るのだろうなー。