Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

ノスタルジック台北

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台湾といえば、小龍包です! 写真の小龍包は食べられませんが、可愛いでしょう? 小龍包は1人の食事にちょうど良く、 台北にいるときは明けても暮れても小龍包(とビール{%ビールwebry%}{%ビールwebry%}) コンビニにも売ってるし(完成度高し)、種類も激辛(それほどでも)から チョコレート小龍包(これはアウェー)なんてのもあって、帰国するまでになんだか小龍包みたいになってしまいました・・・・。
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すべてのものが小龍包に見えたりしますが(しません)、 これは小龍包ではありません。台湾北部の街、九份にあるギャラリーにて撮ったものです。
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古色漂う茶芸館のなかをずんずん入っていって見つけた素敵な空間。
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「誰かいませんかあ?」なんて感じで店の中を見回していると、なんだか私、千と千尋の映画の中にいるみたい!!!
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それにしても,茶芸館って最高!中国茶カフェ、といったらそんな感じなんだけど、 独特の方法でお茶を入れてくれる工夫茶や、いろいろな種類のお茶が楽しめる。 インテリアも凝っていて、それでいて居心地がよく、お茶&お茶菓子だけでなく 軽食やビール(これ大事)なんかも頼めるところも。 同じお茶文化のある日本でも、流行らせたらいいのにね。
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こんな風情の茶芸館が、宮崎駿監督に「千と千尋の神隠し」のアイディアを思いつかせたのだそう。
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一休みした茶芸館には、猫がいっぱい!この子の子どもたちも出てきて大歓迎!
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いまや台北の一大観光地と化した九份だけど、その歴史は波瀾万丈。 清の時代、九份で金鉱が見つかり栄華を極めるも、鉱脈が途絶えると寂れた町になってしまったのだそう。 でもその後に、九份を舞台にした映画「非情城市」が公開され大ヒットとなると、 若い人たちがやって来て、この町並みに魅せられ相次いで茶芸館やカフェを開業し、現在に至っているのだそう。
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   ↑「湯婆婆の家」のモデルとなった「阿妹茶樓」。この日も人がいっぱいで入れない~! 赤い提灯の町並みもいいけれど、九份のこんな風景もイイ!
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なんか、酸いも甘いも味わって来た街の哀愁が漂ってます。 九份は、日本人ならDNAレベルで溶け込める、日本人の心のふるさとみたいなところでした~!