Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

イスラム情緒の漂うアンダルシア

マドリードからは地中海を目指して、アンダルシア地方へ。 海を隔ててすぐアフリカというロケーションから、アンダルシアはイスラムの色濃い地域だ。
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写真は、イスラム建築の最高傑作とも言われる、アルハンブラ宮殿で。 今じゃあここに入るのに入場制限があったり、セキュリティがスゴく厳しいのだけれど、 その昔、最後の王朝が滅びてからは廃墟となってしまい、 ジプシーや浮浪者が勝手に住みついていた場所だったのだそう。 そんな折、あるアメリカ人ジャーナリストが旅の途中にここに住みつき,小説を書いたそうで、その作品は「アルハンブラ物語」として世界中に広まった。アルハンブラ宮殿が再び脚光を浴びるようになったのは、それからなんだそうだ。宮殿内にはその著者、ワシントン・アーヴィングのいた部屋も。
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また、宮殿内は美しいタイルの壁が多く、
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ここに書かれている「PLUS VLTRE」は、「世界は果てしない」という意味で、なんとも大航海時代のスペインらしく、旅を書く者としてはちょっとうれしいかも。 (ちなみにスペインの国旗にも、このPLUS VLTRE(VLTRA)は書かれている)
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宮殿の全景。敷地面積14000㎡の宮殿は町を見下ろすように高台に建っている。 容易に敵が攻めて来ないようにと、宮殿までの道はけっこう複雑。
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宮殿が立派であればあるほど、王様の孤独を感じてしまうのは私だけかなあ? そしてコルトバ。イスラムのモスクとキリスト教の聖堂のハーフ&ハーフなメスキータへ。
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円柱の森。785年の完成以来、毎日が開店祝い???な紅白のアーチ♪ さらに南へ,
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日本じゃ滅多に乗らない新幹線(AVEっていう)にもいっぱいのって、
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延々と続くひまわり畑を通って、 地中海を臨む町ミハスへ。
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ミハスはこのあたりの定番?の白い町。どこもかしこも建物は白、白、白!
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洗ロバ中~気持ちよさそう♪ロバはタクシーなのです。 今度は絶対、この先のビーチ、コスタ・デル・ソルに行ってやるーーーwith 素敵な誰かと・・・。 でも,旅はまだまだ続きます。