Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

セビーリャはオペラの舞台!

アンダルシア州の州都、セビーリャはフラメンコと闘牛の発祥の地。これぞスペイン!な文化を生み出したセビーリャは、「もっとも素晴らしい」という意味を持つ。なんでも、ヘラクレスがつくった町なんだそう。
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これらの写真は、スペイン広場。 1929年の万博の跡地なんだそうだけど、タイルアートが時を隔てても色鮮やか。 ここは、「アラビアのロレンス」や、「スター・ウォーズエピソード2」のロケ地賭しても有名だ。 また、セビーリャは様々なオペラの舞台そしても知られていて、「カルメン」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」など枚挙にいとまがない。 うんうん,街角に立っているだけでドラマだっ!
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そして、カトリックの大聖堂としては世界最大を誇るセビリア大聖堂。 この中にはコロンブスの墓があるのだが、墓石とかがあるのではなく、この銅像たちが担いでいる棺の中に遺骨が納められているのだそうだ。
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世界を股にかけた冒険家の遺骨、やっぱり地に足をつけていないんだなあ~。 ちなみに、コロンブスの息子の墓も傍らにあった。 しっかし、日が暮れない! 大聖堂の鐘楼が黄昏どきをむかえたのは,何と午後10時。 太陽はシェスタもとらず、この時期は連日超過勤務!
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夜の帳がおりると、辻々のバールに明かりがともっていい感じ。
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セビーリャの旧市街サンタクルズ街は、中世の面影が残る石畳の町。馬車も通っていて映画のワンシーンのよう。
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そして、雰囲気のいいバールやお土産屋さんが軒を連ねているのは,迷路のような路地。 よく,海外旅行の注意として、「細い道には入らないようにしましょう」なんて言われるけど、ここでは細い道しかないから注意事項、守れませーん。
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路地愛好家の私には、道にさえ迷わなければ楽しいところ。 そんなサンタクルズ街のオリーブオイル専門店で、今回私はオリーブオイルティスティング・セッションを受けることに。
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ショップのHP http://www.extraverde.es/
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ここで,オリーブオイルのレクチャーをしてくださるのは、 セビーリャ在住の田中富子さん。田中さんはオリーブオイルアドバイザーのほか、食品輸出入仲介業、執筆業と、スペインと日本を股に奔走されている方。オリーブオイルのセッションを日本語で受けられるというので、日本からコンタクトとって、今回の受講となったわけです。 田中さんHP http://www.creapasion.com
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セッション風景。ティスティングの際は、水とリンゴで口直しをしつつ。 スペインのオリーブオイルは、数種をブレンドして作る他の国のものと違って、 単一品種で作るのだそう。 ティスティングで一目惚れ(一口惚れ?)して思わず私が購入したのは、 アンダルシアで最も多いと言われるピクアール種のオリーブオイル。あの、レーザービームみたいな太陽光線をまっすぐ受けたような,ドライな味は他では味わえないかも。 ビターなのは、ポリフェノールの味なのだそう。(うーん!若返るーーー?) この種のいいところは、安定度が高く保存がきくこと、ビタミンEオレイン酸そしてポリフェノールがたっぷりなところ! バールに置いてあるオイルは、気をつけないと酸化しているものもあるとか。 ちなみに,お土産屋さんで売っているのは,クオリティ的に微妙なところだそう。 私は2本、ピクアール種のオイルを買ったけれど、パンに玄米ご飯に豆腐にgoooood! もう,オイルというよりはジュース! すでに1本使ってしまったので、ラス1がなくなったらまたいっちゃおうかなあ????
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