Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

大人の旅・セドナ~サンタフェ旅行記 2

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珍しく日記の連投。

だって、明日は「飛鳥Ⅱ」クルーズなんだもん。

ちなみにこれは、忘年例会であてたトップ賞。

まあ、国内1泊クルーズですけどね。

と、年もドンづまって海に山に忙しい私。

ところで、海の癒しは「お母さん」だけど、

山の癒しは「お父さん」である。

人は優しく癒されたいときは海に行き、

頑張れよ! と背中を押されたいときは山に行くのではないかな?

この年になると、優しくされただけでは癒されない何かを感じ、今後の展望とか、何か方向付けになるものを求めたくて、

それで旅の第一歩を、セドナに記したのである。

セドナとは、8年前のアリゾナ視察で偶然迷い込んだ場所である。

そのとき、アリゾナは大雪。

サボテンに降り積もる雪を、車窓から奇怪に思いながら、

「アリゾナってこんなところだったの?」

と悲しみにくれているうち、道路が閉鎖に。

その場所がセドナであった。

何だか知らないけれど、レストランとか入ると

「今日はUFOが飛んでくるよ」

なんて真顔で話しかけてくるおばさんがいたり、

何かがある場所

のムードが濃厚。

ここにはパワースポットがある、ということは、そのとき

初めて知らされた。

といっても、恐山的な雰囲気ではなく、

お洒落なリゾート地なのである。

マドンナやロバート・デ・ニーロもこのあたりに別荘を持っているのだとか。

また、ここに移り住んだアーティストも多く、

街中にはロマンチックな散策を楽しめるギャラリーも数多い。

セドナの大地は強いエネルギーを帯びていて、

古くからネイティブ・アメリカンたちが儀式を執り行う

聖地とされていたと言う。

そのパワーが集中しているのが、ボルテックスといわれる

岩山である。

スヌーピーの寝姿に似ている「スヌーピーロック」とか、

TDLビッグサンダー・マウンテンのもととなった、

「サンダーマウンテン」とか、様々な形の岩山が並ぶ中、

点在するボルテックスは、それぞれ違うパワーを秘めている。

母性的に引き込むもの、

父性的に引き上げるもの、

感じ方は千差万別だという。

8年前、初めてここを訪れた私には、

まったくそれらが感じられなかったが、

今回は違った。

「ベルロック」を見て居てもたってもいられなくなり、

「エアポートメサ」ではコーランみたいな音が聞こえたり。

まあ、信じる信じないは別として、ボルテックスの頂上では

瞑想している人もいっぱいいた。

360度パノラマ・ビューの丘の上は最高に気持ちがいいぞ!

(私もみんなのまねをして瞑想してみた!)

そういえば、マドンナにしてもデ・ニーロにしても、

年齢を超越した自分を保持しているではないか。

やはり、年をとると上っ面だけのエクササイズでは

保ちきれないものがあるのだろう。

宗教とかに頼るのでなく、

精神面から引き上げてくれるような、何かに支えられたいと

思うのだろう。

セドナには、スパやエステもたくさんあるけれど、

わざわざそこまで足を運ばなくとも、

(時間がなくて行けなかった負け惜しみ?)

これらのボルテックスがプラスアルファの癒しをくれるようで、ちょっとは浄化された気分になったのである。

写真は、キャシードラル・ロック(ボルテックス)

オーク・クリーク・リバーにその姿が「逆さ富士」状態になります。このあたりの大地にはクリスタルが!!!

(ほじられた痕跡あり)