Tomoko's travel

トラベルライター/ジャーナリストの松田朝子が綴る旅の日々。旅すると更新します。

スタイリッシュ スペイン!

Hola!私のスペインデビュー、まずは首都マドリードから♪
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まずは、マドリードの表参道みたいなフエンカラル通りへ! そしてここはヒルズ?みたいなメルカド・フエンカラル。
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おしゃれなショップが50店舗ほど、ごちゃごちゃっと昔のアメ横みたいにひしめいている。 カフェみたいな、ちょっとムズムズ~な空間。
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思わず家のドアに持って帰りたかったトイレのドア。
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スペインは同性婚がOKなため、ゲイカップルがたくさん!
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私が訪れたとき、ゲイパレードなんかもあったらしい。 しかし,町行く男性カップル、ファッションもルックスもカッコいいんだなー。 女性と歩いている普通のカップルの男性は、どっちかというとそれほど・・・ すてきな男性と知り合うためには、私も男にならにゃああかんのかな? そしてこのときはグッドタイミングにも、なんとサッカー欧州選手権の決勝戦の時で、 街はスペインの国旗とユニホーム姿の人だらけ。
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そして優勝が決まった夜は、車はまるでかつての暴走族のように国旗を掲げて大蛇行&ノロノロ運転。
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でも,歴史的瞬間に居合わせることができてちょっとうれしかったかも。 うれしかったと言えば、思わぬきっかけでミロンガ(タンゴのパーティーとでもいうかな) に行ったこと! 色々ガイドしてもらった方の友人が、タンゴをする人で、ミロンガに出かけるところをキャッチ! しかも,私ぐらいの日本人女性。 彼女も、こんなどこの馬の骨ともわからん私を喜んでミロンガに連れて行ってくれて、 しかも靴まで貸してくれて、さらにはタンゴシューズのお店まで教えてくれて、 もうすっかりお世話になってしまいましたーーーー! そして、何と旅行業界人の彼女いわく、 「どこかに行くときは絶対、タンゴシューズを持って行ったほうがいいわよ」ですって。 世界中、結構探せばタンゴできるところがあるみたい。
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そして、マドリードで一番楽しみにしていたのが、このホテル。 Hotel Silken Puerta America
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世界中のデザイナー18人の集大成なのだが,各フロアごとに違うデザイナーが担当し、コンセプトもそれぞれ違う。 ちなみに日本人デザイナー、磯崎新さんのフロアは10階部分で、ここには檜のお風呂もあるそう。 私の部屋は8階で、こんな感じ。
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朝日の中に放り出されそうだったYOーーー!
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何階は誰それのデザイン、と書いてある。
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エレベーターホール 全フロア見て歩きたかったけど、エレベーターは部屋のカードキーを挿すタイプのもので、自分の宿泊フロアしかいけず。 でも、みんな考えることは同じなのか、何人かで乗り合わせたエレベーターが他のフロアで開くたびに瞬間的ガン見状態!!! こういった遊び心のあるホテル、日本じゃあ(ラブホ以外?)見かけないものねー で、このホテルの隣にも、こんな奇妙な建物が! TORRES BLANCAS
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この、60~70年代風の雰囲気が何ともイイ! アートなマドリード、巨匠の作品も鑑賞せねばと、ソフィア王妃芸術センターへ。 私は、いわゆる「太った天使がいっぱい描いてある」的な絵には食指が動かないので、 前衛的な、スペインの現代アートの収蔵が多いココを選んだのです~ ピカソ、ダリ、ミロの作品が多く、あのゲルニカもここ。
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ゲルニカは戦争の悲惨さを描いたものというけれど、 わかっていても繰り返してしまう人間も悲しいかな。 そんなことを考えながら、鑑賞してきました~~~ まだまだスペイン、続きまーす!

夜ごとにショーの花開く♪ラスベガス

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ヴェネチアンで見つけた萌え看板。 カジノがショボくなっちゃったラスベガスだけど、 ショーは健在。 ラスベガスはショーの街、になりつつあるのかなあ。 これはまたまたベラージオ
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超有名になった噴水ショーの曲目は元日のこのとき、God Bless The USAだった。 曲は全部で24曲あるのだそう。 もちろん,曲によって噴水の出方も違う。 コモ湖を模したこの湖、ラスベガス一地価の高いところにあるのだそうで、 そこで無料ショーっていうバブリーな感覚がたまらない。 そして、イキまくっているラスベガスにありながら、未踏の地リオ・オールスイートホテルへ。 90年代バブリーな感じのこのホテルには、ノスタルジーに浸るためではなく、 ここでやっている、元祖男性ストリップ、チッペンデールのショーを観るために!
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リオ・スイート・ホテル内のシアター前。この女の子たちが客席の雰囲気語ってくれている!!! もう、日本人女性が肉食女子ならば、この人たちは猛禽女子!!! ステージにあげてもらいたいアピール、本気度MAX!!! 身の程なんて誰が知るか,って感じ。 しかも、私の目の前にいた車いすのおばあちゃんまでワーワー叫んで大変~! それで晴れてステージに上がったら、んもうどっちがスター?みたいに 大はしゃぎ。 そんな時、乗れない体質の私は浮きまくり(涙)。 でも、ショー自体は結構作りが込んでいて、 ネイビールック、スーツ、カジュアルウェア、カーボーイルックなど、衣装替えもスゴく、 (それをまたいちいち脱ぐ) 荒野とか、バーとか、ベッドルームとかのセットも大掛かり。 やっぱり女性はシチュエーションに萌える? 鍛え抜いた体は美しいけど、だからといっていちいちタンクトップを破って脱がなくとも・・・ (それを客席に放り投げると、ピラニアのごとくみんな競ってキャッチ) また、脱ぎ捨てたパンツも東京ドーム1個分・・・は冗談だけど膨大な数。 オールヌードは、帽子とか後ろ向きとかでうまく隠されていて、全部見せないところがプロっぽい。 「なんか、日本の男性タレントが子どもに見える」 とは、一緒にショーを観た娘(22歳)の感想。
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そして、シルク・ドゥ・ソレイユの原点ともいうべきミスティア。 今、ラスベガスのメジャーなショーである、「KA」や「O」など、 大掛かりなセットのシルクのショーも素晴らしいけれど、 1993年からのロングランのこのショーにこそ、舞台装置に惑わされない シルクの基本があるんじゃないかと思って、今回足を運んだ。 私は2度目だが、シルクファンの娘には絶対観せたい、 いや観なくてはいけないとおもって選んだ。
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(写真は2点とも公式パンフレットより) 昔より、大掛かりになっていたのはちょっとがっかりだったが、和太鼓が出てくるあたり、 日本人としては感動的だ。(プレイヤーは日本人ではない) シルクの基本なんて僭越だが,私なりに思うのは、 何語かわからない(シルク語?)ところ、そして言葉がわからないのに、 世界中の老若男女を同時に笑わすことができるところ。 人を笑わせるって高度なテクニックがないとできないいもんね。 馬鹿には馬鹿のふりができないわけだしね。 最後に,昔はアラジンというネオンサインがあった、プラネット・ハリウッド内ミラクル マイル ショップスにて。
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こんな風に,日本のアニメを思わせるものもあったり、 ショップのおねえさんに「日本行ってみたいー♡」なんて言われちゃったりで 日本も自信もって文化発信できるんじゃなーーーーい?なんて思った2012年の年頭。 私にとっても皆さんにとっても、よい一年でありますように!

ラスベガスからハッピーニューイヤー!

遅ればせながら、あけましておめでとうございます~~~ 2012年の幕開けは、夜逃げじゃないよ、って言い訳したくなる深夜羽田発で、 ラスベガス~~~! おかげで元日を2度味わうことに。 (一挙に2度年を取った?)
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もはやセレモニーとなった(?)私のラスベガス行きですが、 オープニングはここから始めることにしている。 写真は私がPCの壁紙にもしている、ベラージオの天井。 (余談: 新しくできたホテル、コスモポリタンにはこのガラスアートのミュージアムが!)
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ガラスドームの植物園は、いつ訪れても大量の花々と夢ある装飾が。 2、3ヶ月おきにいれかえるそうだけど、すべてを見てみたいなあ~。
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チョコレートの滝とケーキ屋さんも楽しい♡ そう、ベラージオは、 ラスベガスにキターーーーーー!!!! という、非日常のスイッチを入れてくれるすてきなホテル。 ラスベガスには数多くの「あっりえなーい」ホテルがある(あった?)のだけど、 おそらくこのベラージオヴェネチアンが最後の「ありえない」かもしれない。
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今回は見なかったけど、「O」シアター前で。 この銅像群は、前にも書いたかもだが、シルク・ドゥ・ソレイユのショーに魅せられた彫刻家、リチャード・マクドナルドという人の作品。 (これも、コスモポリタン内にミュージアムが!) 躍動感溢れていて、いつも見ほれてしまう。 日本は寒かったけど、ラスベガスは20度と近くあって、ラスベガス・ストリップ(大通り)にはこんなヤツまで!
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飲んだくれミッキー????? お酒とタバコの規制が厳しいアメリカで、 ラスベガスほどその規制が緩いところって、ほかにあるだろうか? かつては、この広いストリップを歩くなんて途方もない感覚だったけれど、 今やモノレールやら、ホテル内外の道やら、エトセトラが完備されて、一年中初詣客のように人がぞろぞろ歩いている。 そして次ぎに行くのは決まってヴェネチアン。
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ヴェネチアン内運河と、ヴェネチアン内リヤドロでみた、タンゴの人形♪ 去年,ヴェネチアの空港だけ利用して、さらにこのヴェネチアンをみて、 今年こそはリアルなヴェネチアの街を歩きたいかもー。 日本もいつかこのストリップ沿いに天守閣モチーフのカジノ・ホテルでもどーーーんと 建ててほしかったなあ。そういうスケールの日本人が現れることを熱烈希望♡
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世界最大のホテル、MGMグランドのライオンも年々スマートになっていくような? ラスベガス昼の部の最後は、フォーラムショップから。 石像のらせんエスカレーターは三菱電機製なのだそう。
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ラスベガスレポート、まだ続きます!

スロベニア 3!

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写真は、イタリア国境近くのワイナリーにて。 スロベニアはワイン好きにはたまらない国! なぜならば、スロベニア人はみんなワイン好きだから!!! だけではありません。 スロベニアの生活必需品に関する消費税は8,5%、アルコールなどの贅沢品は20%だけど、 ワインだけはアルコールの括りには入らず、生活必需品の8,5%で買えちゃうのです。 なぜワインが安いかというと、ワインはスロベニアの伝統産業だから、守らなければならないという 考えだからだそうです。 で、訪れたのはヴィナクラス・セジャーナのワイナリー。www.vinakras.si この辺のカルスト地方の赤土は鉄分が豊富で、産出されるワイン「テラン」は古代ギリシャやローマで、 回復薬として飲まれていたのだそう。乳酸菌を多く含み、血液を強くするというそのテランをはじめ、いくつかのワインをティスティングさせてもらった。 1、Vitovska 桜のようなフルーティーな味(白) 2、Kraska Penina 軽くてさわやか (スパークリング白) 3、Izbrani Teran Elite ストロベリーやブルーベリーを思わす味(赤) 4、Teranton コーヒーみたいなスパイシーな香り(赤) 5、Teranov Liker デザートワインに近い?甘さ(赤) といった感じでどれも5~7ユーロ。 ちなみに私は1を購入。 ここはまだ日本のインポーターが来ていないそう。 そこからはイタリア、トリエステを通り、港町ピラン(スロベニア)に。 イタリアとスロベニア,この辺りは微妙に融合していて、携帯のパケ放題表示が着いたり消えたり。 だからピランは、え?ここはベネチア
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そ、それともアマルフィ
ええい、モナコかも・・・?
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そんな声があがったりしたけれど、ピランはかつてはベネチアの支配下にあったところ。
ベネチアから車で2時間半、物価もイタリアより安くカジノもあって、 休みの日にはイタリア側から多くの人がやってくる。

美しいピランには、こんな風景も。
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ここはセチョブリエ塩田自然公園。 昔ながらの手法で、まさに手塩にかけて塩が手作りされている様子を見ることができるのだ。 訪れたときは残念ながらシーズンではなかったので、塩の山は見られなかったけれど・・・
塩は、空にかえらなかった海、というのが、ここの塩のキャッチコピーにもなっているが、 なんてすてきな言葉!!!
ここはまた野鳥のサンクチュアリでもあり、手つかずの自然が見られるところでもある。 この塩田に、指一本入れただけでそこからは5年間、塩が取れなくなるという、自然の生態系には大変厳しい。
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空にかえらなかった海、買ってきました!!! 塩の花とよばれる結晶状の塩。
バスソルトも最高♡
そんなこんなと、スロベニアには、ヨーロッパのハイライト・シーンがたくさん!
観光地化されていないヨーロッパを味わいたい人にはお勧めの場所です~

スロベニア 2!

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亀戸といえば葛餅、じゃないけどブレッド湖といえばこのケーキ、ブレイスカ・クレムシュニタなんだそう。実はスイーツがあまり得意でない私は、食後にやってきた縦横8cm高さ10cm(一人分)のこれに軽いめまいを・・・。でも案じていたほど甘くなく、美味しかったです。 ブレッド湖というところは、 アルプスの瞳(あるいは真珠)とも呼ばれるスロベニアの代表的風景なのだそう。
スロベニアはアルプスの真珠、 ハンガリーはドナウの真珠、 クロアチアアドリア海の真珠 と呼ぶのだそうで、3つあわせてパールロードと呼ばれているのだとか。
訪れたとき、アルプスの瞳はあいにくの雨で アルプスの涙目に。
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ブレッド湖が涙目、じゃなかった「アルプスの真珠」なのは、 太陽光線によって湖水の色が様々に変わるからだそう。 それならば雨ってのも、「世界中が雨でも私の頭上だけは晴れている」晴れ女の私には、 貴重な体験かもしれない。  
アルプスの涙目、じゃなかったアルプスの瞳、ブレッド湖に浮かぶこの小島には、美しい教会が 。
手漕ぎボートで島に渡り、この教会に向かうのには、99段の階段があって、 .
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教会で式を挙げる際は、この99段を新郎は新婦を担いでのぼらないとならないのだそう。 だから、この教会で式を挙げる予定の新郎は必死で体を鍛えるだろうし, 新婦はダイエットするだろうね。 だって落とされちゃったら後々響くだろうし、超トラウマだもんねー

また、スロベニアは養蜂が盛んなことでも有名。 そのあと訪れた、ラドウリッツアの町には世界唯一の養蜂博物館がある。 ここでは、18世紀頃はやった養蜂箱アートなどのコレクションもあって、 養蜂箱から時代が垣間みられたり。
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スロベニアのハチは、カルニョラハチといって特殊なものなのだそう。 スロベニア唯一の5つ星ホテル、ケンピンスキーの朝食バイキングにはこんなモノが!
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なんか色々効き目がありそう! 舐めてくればよかった!!! そして、さらにはスロベニアの深淵へ!
奥深く、地下深く鉱山に潜って行くのであります!!!

イドリアは、ユネスコ世界遺産にも登録された鉱山の街。
最近では日本の水俣市姉妹都市になったという、水銀の取れる鉱山である。 実は鉱山萌えな私、
今回の旅で、ここの今は使われていない鉱山の、坑道訪れることを楽しみにしていた。
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坑道の入り口。書かれている文字は「グッドラック」。 この街では、「こんにちは!」という言葉は「グッドラック」なのだそう。
最初の部屋は鉱夫たちの集まる場所で、タイムカードのようなこんなメダルが並んでいた。
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「死人のラベル」と言うのだとか。 坑道の中へは、ヘルメットとジャケットを着用でGO! この最初の6段は、設立当初からあるオリジナルなステップ。
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ところどころ、かつての様子が人形で再現されている。
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イドリアの鉱夫たちはみな頭が良く、街を興し学校をつくり、自然科学を学ぶ者には奨学金も出したという。
鉱山という危険と隣り合わせの環境が、人々の心に自然への畏敬の念をもたらし、
家族や地域の連帯を強めていったんだなあ~と感じさせられるイドリアの街。
これは、イドリア名物のパスタ、イドリスキ・ジュリクロフィ。
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鉱山労働者の食だったそう。ラビオリみたいに実が入っていて、中身はジャガイモやタマネギ、油脂、香辛料。写真のものはマッシュルーム・ソースがけなんだけど、芥子酢醤油なんかもいいんでないかな?                     

スロベニア!

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久々のヨーロッパ、スロベニアに行ってきました~ 
それ、どこ?というひとのために・・・

スロベニアは、ロンドンとイスタンブールの中間地点に位置していて、 イタリア、クロアチアハンガリー、オーストリアと国境を接している国。
日本の四国ぐらいの大きさで、人口は約200万人。 そして、スロベニアは1991年に,ユーゴスラビアから無血で独立した、御年20歳の若い国。
スロベニア人が初めて持った自分たちの国なんだそうで、
それを聞いて、国なんて最初からあって当たり前みたいな感覚の日本人(自分もだ)、
どこか見習わなければいけないんじゃない~~~?
首都はリブリャナ。
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中世のたたずまいの美しい街♡ そんなリブリャナの街で、不思議な自販機を発見。
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これは、牛乳の自販機。 何だ珍しくないじゃん、と思うなかれ。 ここで買えるのは、すぐ飲める牛乳じゃなくて、なんと「生乳」! しかも隣接の「空瓶販売機」で空瓶を買って、自分で入れるシステム。
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自販機というより、無人販売所のノリ。 なお、ここで買った牛乳は加熱してからじゃなければ飲めないのだそうで・・・ あ、牛がいるわけではないですよー。 中世の街から一転し、今度は中世の迷宮(?)へ! リブリャナから車で約40分、向かったのはヨーロッパ最大の鍾乳洞、ポストイナ
20kmもの地下迷宮は3つのフロアからなる奇岩の宝庫! 1818年に発見されたそうだけど、最初に入った人は勇気あるなあ~~~
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なお、出口付近の最後の部屋はコンサートホールにも使われ、1万人収容だそう。 手を打つと6秒「こだまでしょうか~~~?」と?反響する。
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そしてこの近くには、洞窟城も!
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岩に飲み込まれたみたいな形のブレッド城は、ヨーロッパに現存する唯一の洞窟城。
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お城なのか洞窟なのか、もう完全に融合しちゃってる♡
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お城の中は、かつてここを隠れ家にしていた騎士エラスムスの暮らしも再現されている。 気に入らないヤツはあぽーんだもんね♪
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スロベニア、まだまだ続きますーーー。

魅惑の地・ニューメキシコ アビキューとゴーストランチ

 
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人生崖っぷちのオンナが崖っぷちに!
え?切羽詰まった感はない?引きで見るとちょっとわかる?
私が乗っていた岩以外は何もない。
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このあたりはアビキューという地域で、アメリカを代表する画家、ジョージア・オキーフ
ニューヨークから移り住んだ場所。彼女の作品には、このあたりの風景がよく描かれている。
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たとえば、このペダナール山。
この山を、ジョージア・オキーフが38回描いたそう。
こんな構図もありましたね?ここはチャマ・リバー。
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あ、ここいらへんは、最近の映画「カーボーイ&エイリアン」にも出てくるので要チェック♪
その他、ニューメキシコは映画のロケ地だらけ。
何でも、ニューメキシコはハリウッドやフロリダと並んで映画産業が盛んで
映画製作の10%を州が負担してくれるとそう
映画を作りたい人、ぜひニューメキシコへ!
ターミネーター5」も、舞台はニューメキシコだそうです。

そして、このログハウスは映画「シティ・スリッカーズ」のセット。
相当昔の映画だけど、そのまま残っている&しかも風景に溶け込んでいるし。
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住めるかも?住んじゃおうかしら?
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  このあたりはオキーフが「世界中で一番美しいところ」と評したゴーストランチ。
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オキーフが夫のスティーグリッツに残した手紙に、
・・・神がすべてを宙に投げ出し、それぞれ転がって行きたい場所へ
行かせたと想像するにはあまりにも壮絶な山や崖や湿地帯。
ジョージア・オキーフ 崇高なるアメリカ精神の肖像 より引用)
という一文があるけど、まさにまさに、な風景。

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今、六本木の国立新美術館で開催中の、「モダン・アート・アメリカン」にも、
ジョージア・オキーフの作品が出展されているので、
この風景がどう描かれているか、見に行ってみて~

彼女の描く荒野は、息づかいがきこえてきそうなくらい、艶かしく私には見えるけど、
きっとこの風景を見たら、それもそうかもーーーと思えるのではないかしら?


                       All photo by Yuji Iijima
  

     Special thank to : サンタフェ・ジャパン・コネクション
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